ウレタンゴム (AU,EU)
特性
反撥弾性が良く、耐摩耗性・耐油性・耐候性に優れたゴムです。
ポリエステル系あるいはポリエーテル系があり、機械的強度が優れております。
ウレタンゴムの形状は、シート、丸棒、パイプがあります。
各種形状による加工も承ります。
( O-R' -OCO-NH-R-NHCO ) n ( O-R'-OCO-NH-R-NHCO ) n
R':ポリエーテルウレタンゴム R':ポリエステルウレタンゴム
特長
特長
ポリエステルあるいは、ポリエーテルとイソシアネートとの反応によって得られるゴム状弾性体を総称してウレタンゴムと言います。 他の合成ゴムに比べて、
機械的強度が特に優れており、耐摩 耗性、耐油性、耐寒性、耐オゾン性にも優れ おります。
但し、使用限界温度は70℃です。 高負荷での連続使用は、 内部発熱により劣化する場合がありますし、加水分解しやすい特性を持っている為、高温多湿
な環境でのご使用は避けて下さい。
70℃以上での連続使用は避けて下さい。食品衛生試験(厚生労働省告示85号)には適合しておりません。
硬度は、50°、60°、70°、90°が通常品ですが、その他の硬度に付きましてもご用意出来るも のもありますのでお問い合わせ下さい。
ウレタンゴムAU-ポリエステルウレタン
・Oリングをはじめとするシール製品のほか、自動車部品としてインシュレーターやクッションなどに用いられている石油系の合成ゴムです。
・機械的性質に優れているため、高い耐摩耗性や耐油性を発揮します。
・AUポリエーテルウレタンは耐熱性・耐水性は劣ります。
・EUと比較してみると耐油性はAUのほうが優れます。
・耐熱性や耐薬品性が劣りますので、ポリエステル形は加水分解に注意が必要です。
ウレタンゴムEU-ポリエーテルウレタン
・フィルムやロール、ケーブル、靴底などに多用されている石油系の合成ゴムですが、
Oリングに用いられることは稀です。
・機械的性質に優れ、耐摩耗性や耐圧性を有しますが、耐熱性や耐水性は劣ります。
・AUとの比較では、耐寒性や耐加水分解性には優れていますが耐油性は劣っています。
【ゴム成型・加工製品は中京ゴムにご相談下さい】
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